レッスンでは何をする?

ここでは、「10回のレッスンでは具体的に何をするの?」という疑問にお答えしていきます。

マインドフルネス心理療法が初めての方でも取り組めるように、基本となる呼吸法と、 自分の心の使い方に気づくための簡単な日常生活の観察から始めます。

セッション1を例に具体的な内容を紹介

レッスンイメージ

朝7時までに起床、毎日30分程度の運動

症状のため起き上がれない、動けないなどの状態の方は、少しずつでいいので生活のリズムを整えます。 外に出られない方でも、室内でできるリズム体操などをレッスンします。

レッスンイメージ

セッションの最後まで行う、SIMTの基礎となる呼吸法です。

静かに座って行うもので、「自然な呼吸法」と「ゆっくり呼吸法」があります。 最初は1回5分〜10分くらい、1日に1回〜数回取り組めるといいでしょう。

レッスンイメージ

生活のすべての行動中に行います。例えば、下のイラストのようなイメージです。

レッスンイメージ

このような行動時の洞察を、あらゆる生活の場面(起き上がる、着替える、立つ・座る、歯を磨く、洗顔、移動で歩く、 仕事や家事、入浴、食事、寝転ぶなど)で、できるだけ多く行います。 個人差はありますが、最初は1日10回くらいから始めてみましょう。

このように、それぞれのライフスタイルを大きく変化させなければならないものではなく、 今まであまり意識せずに行っていたご自身の生活に、少し"気づき"を向けていくものです。

そして、ご自身の生活を記録表に書いていただき、次のレッスン時に提出していただきます。 提出は任意ですが、記録を書くことが取り組みのモチベーションになり、洞察を深めるきっかけとなることもありますので、 できるだけ提出してください。

セッションのすべて

この後に続くセッションでも、意識を向ける回数を増やしたり、注意の対象を自分のより深い部分まで向けたりと、 少しずつステップアップして進めていきます。

セッションは1から10まであります。以下は、テキスト (『うつ病不安障害を治すマインドフルネス ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」』大田健次郎著(佼成出版社) (税別¥2000))の目次より抜粋した内容です。

SIMTテキスト

◆セッション1「基本的なトレーニング」

◆セッション2「いつでもできる呼吸法」

◆セッション3「感情を知る」

◆セッション4「人生の価値・願い」

◆セッション5「日常生活を薬に」

◆セッション6「思考の特徴を知る」

◆セッション7「不快なことを受け入れる」

◆セッション8「つらい連鎖の解消」

◆セッション9「生きる智慧」

◆セッション10「これからの課題」

始めることが不安な方へ

これをご覧になっている方の中には、「症状がきつくて新しいことを始めるエネルギーなんてない」、 「なにもやる気がないのに、生活の中で負担になることはできない」という気持ちの方もいるかもしれません。

しかし、セッションはごく簡単な生活のリズムを作るところや基本的な呼吸法から始まり、 少しずつステップアップしていきます。休職中や引きこもり気味という社会生活から離れた状態でも、 「やってみよう」という意志があれば始めることができます。

また、すでにテキストを読んだことがある方は、内容が難しく課題も多いと感じるかも知れません。 テキストには、SIMTを理解する上での大切な理論や説明が詰め込まれているので、そのように感じる方もいるでしょう。

レッスンでは、そのような内容を初心者でも理解できるように、図を用いたり分かりやすい表現にしたり、 補足する資料を配布したりして説明していきます。何より、疑問はいつでもカウンセラーに相談できますので、 少しでも「やってみよう」という気持ちのある方は、苦しみとさよならするための一歩を踏み出してみませんか。

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